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【はま研究会】海洋漂着物班が学会発表に行ってきました!

こんにちは。大槌高校はま研究会です。11月19日(土)~20日(日)に開催された第21回漂着物学会 鹿児島・徳之島大会に、「海洋漂着物班」に所属する3名の生徒が参加し、ポスターセッションを行ってきました。

学会発表に向け、東大海洋研大槌沿岸センターの先生と一緒に打ち合わせしています。
発表をするにあたって、相手に分かりやすく伝えるための練習は欠かせません。
先生方の前でポスターセッションを行い、予想される質問や発表の心構え等を教えていただきました。

11月18日(金)午前7時。準備を万全にし、鹿児島県の奄美群島の1つである徳之島に向けて出発しました。大槌高校と徳之島は約1,850km離れており、仙台空港→伊丹空港→鹿児島空港→徳之島空港と飛行機を乗り継いで移動しました。

鹿児島空港での様子です。見慣れない景色に生徒たちはとてもわくわくしていました。

午後5時、徳之島空港に到着しました。徳之島の植生は岩手県と大きく異なり、夕方にも関わらず気温が25℃もありました。空港到着後は、路線バスに50分ほどゆられながら宿泊先のホテルへ向かいました。夕飯を食べた後、翌日のポスターセッションの練習を行い、就寝しました。

2日目です。学会会場に向けて出発しました。雨模様かと思われましたが、見事なオーシャンビューを見ることができました。

学会会場に向かっている生徒たちの様子です。
道中では、見事なオーシャンビューを見ることができました。

会場の徳之島交流ひろば「ほーらい館」に到着し、発表に向けた準備を行いました。9時より開会式が始まり、総会が行われた後、10時からポスターセッションが始まりました。

会場に到着しました!
準備&打ち合わせをしている様子です。

生徒たちは90分間、ポスターセッションを頑張りました。大変評判で、ずっと聴講者がいる状態でした。

学会が終わった後は2日目のホテルへと移動し、夜は交流会が行われました。生徒たちは新鮮な魚介類に舌鼓を打ちつつ、全国各地から参加した方々と積極的に意見交換し交流を深めました。

交流会前の自由時間で、島の方言で「ウンブキ」とよばれる洞窟を探索しました。
とても美味しそうです!
交流会の様子です。貴重なお話をたくさん聞くことができました。

3日目です。手々浜海浜公園に移動し、ビーチコーミング(浜辺で貝殻などさまざまな漂着物を拾い集めて観察しながら散策すること)を行いました。

吉里吉里海岸とは違い、プラスチックなどのゴミが多くありました。
東大海洋研の先生に現地の漂着物についていろいろ教えていただきました。

ビーチコーミングの後には閉会式が行われ、今回の学会の全日程が終了しました。

学会終了後は、徳之島空港へと向かい、帰路につきました。充実した3日間で大変貴重な経験となりました。