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全国防災ジュニアリーダー育成合宿に参加してきました!

令和5年度全国中学生・高校生防災会議「全国防災ジュニアリーダー育成合宿」が、今年は岩手を会場に行われました。(令和5年11月17日~11月19日)

★11月17日(金)~1日目 岩手山青少年交流の家

大槌高校からは、復興研究会に所属する3名が参加。11月17日の朝、学校を6:15発。行きのバスはみんな眠り、体力温存。
開講式では、参加者の皆様へ代表して栗原さんが挨拶。緊張したそうです。
そして、割り当てられた班ごとにアイスブレイク。初対面の緊張をほぐしました。生徒たちはすぐに打ち解けていたのが印象的です。

開講式(左) マシュマロチャレンジ(右)

防災炊飯では各班でご飯とカレーを調理。美味しくいただきました♪

ご飯とカレーの調理&実食

午後の最初の活動はポスターセッション。
色んな学校の取組をポスターと説明を聞き、大槌高校も復興研究会の活動について発表し、そして今後どうしていきたいかをそれぞれ語りました。

1回目は緊張!2回目の発表は少し慣れた様子でできました。

その後、基調講演「未来につなぐ 奇跡ではない釜石小の軌跡」(いのちをつなぐ未来館館長 加藤孔子先生)。当時の状況や教訓をどう未来につないでいくか考えさせられた時間です。

夕べの集いをし、夕食でちょっと一休み。

ご飯&みそ汁の盛り付け係もしました

夕食後はパネルディスカッション。参加13校中の6名がパネラーとして壇上に上がり、ファシリテーターの諏訪清二先生と災害体験をどう伝えるか等について語り合いました。

パネルディスカッションには山﨑さんが参加

最後にこの日の振り返りを行い、1日目の日程終了です。

★11月18日 ~2日目 釜石ー大船渡ー陸前高田ー岩手県立野外活動センター

滝沢市にある岩手山青少年交流の家を出発し、釜石へ。釜石からは三陸鉄道の災害学習列車で盛駅へ。余談ですが、3両編成の三鉄はレアです!
三陸鉄道の職員の方から震災についてのお話を聞きながら外の風景を眺め、約50分の鉄道旅はあっという間に終了。

三鉄。トンネルも多いけど美しい景色も見れます。

盛駅からはバスで陸前高田市へ。陸前高田市の「防災クエスト大作戦」という、謎解きしながらの街歩きを、それぞれ昼食をとりつつも実施。最後の問題を出発までに解けた人はごく僅か。謎解き、楽しかったです!

その後は震災遺構になっている気仙中学校へ。ガイドのお話を聞き、残された建物を見学。津波の恐ろしさを間近に感じられる場所でした。

気仙中学校

東日本大震災津波伝承館も見学し、陸前高田だけでなく、岩手県の沿岸では当時何があったのかを改めて知る機会となりました。

岩手県立野外活動センターへ移動。着いて早々に、防災についてのアクションプランの作成を班に分かれて考えました。
夕食後はそのアクションプランを発表です。生徒たちが自分事として、真剣に防災について考えている様子がよく分かります。防災についての現状の課題から、どうしたいか・どうしていけたらいいか等、素晴らしい内容の発表でした。

アクションプランの発表

11月19日 ~3日目 最終日そして解散

朝のつどいでは体操係。みんなの前にでてラジオ体操を行いました。

たぶん皆久々のラジオ体操!

朝食後、合宿の振り返りをし、閉講式を行い、全行程が終了となりました。
他校の生徒たちとすっかり打ち解け、「もっとやりたい!」という声も聞こえました。どの学校の生徒たちも楽しくこの3日を過ごしたようです。
新花巻駅や花巻空港、宮城県に向かう生徒たちをお見送りし、私たちも帰路につきました。
真剣に、時に楽しく防災について考えた3日間でした。これをどう活かしていけるか、生徒と職員で今後考えていきたいと思います。


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