震災と復興を考える集い
毎年この時期に、大槌高校では「震災と復興を考える集い」を開催しています。高校入試等の関係で、3月11日当日は登校しない日になることが多いため、近い日にちを設定して行われています。今年は3月5日に行われました。
復興研究会のこれまでの活動と今年度の活動を振り返りつつ、震災や復興を考える機会とし、経験を風化させない手立ての1つとしています。
まずは全員で黙祷。
それから、校長先生の挨拶。
次に震災後の大槌高校の様子を、学校が避難所になった経験を写真とともに紹介し、復興研究会の成り立ちと活動について説明しました。
今年度は4名の生徒がスマトラ島沖地震で被害のあったインドネシアのアチェへ行ったので、その報告会も行われました。
文化や宗教の違いはあれど、震災の経験をいかに伝承するかは共通の課題だっだようです。楽しくも濃い経験をしたこたを報告してくれました。
災害はいつ起こるかわかりません。
震災を覚えていなくても、経験していなくても、あの日に思いを馳せ、犠牲になった方々の御冥福を祈ることはできます。さらに、これからの防災・減災について先人たちの経験をもとに、改めて自分事として考えるきっかけになればいいと思います。