復興研究会、アチェに行く(第4巻)
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12月21日(木)バンダ・アチェのスタディツアーもそろそろ折り返しとなり、生徒にも疲労がたまってきている…かと思いきや、今日も生徒はとっても元気。
本日は、SMP17(第17中学校)にて出前授業をしてきました。日本から来た私たちを迫力のある伝統的な踊りで出迎えてくれました。
生徒たちは用意してきたスライドで、津波のメカニズムや生徒たちが受けてきた防災に関する教育、そして次に来るであろう災害に向け、教訓を伝承していきたいという決意を明らかにしました。その後、防災クイズで現地の生徒たちに防災について学んでもらいました。「何分後に津波が来た?」「津波から逃げられる?」といった問題を○×クイズ方式で出題。会場は盛り上がってくれました。
その後、TDMRCに戻り、昨日交流した現地の高校生たちとまとめの時間。最後にシャクアラ大学のシャムシディック先生から今回のイベントの参加証が贈られました。引率教員の参加証も用意されていてびっくり!ありがとうございました!
午後はMAN1(第一高校)へ。防災絵本の寄贈が目的です。目的のはずだったのです。が、想定をはるかに超えるおもてなしをいただきました。こちらでも民族の踊りで歓迎してもらい、現地の宗教指導者から歓迎のメッセージをもらい、校長室でおいしいフルーツをいただきながらMAN1の生徒たちとの交流をしました。通訳さんいわく、アチェではおもてなしの文化が強く、今回のような熱烈的な歓迎もよくあることなのだそうです。
こちらからは、防災絵本の内容について簡単に説明をしました。MAN1の高校生からは、避難所の様子や防災絵本を作ることになったきっかけ、日本の高校生が受けてきた防災教育などについて質問を受けました。
夜ご飯は、現地の洋服(バティック)を着て、現地のレストランへ。
MAN1の高校生と一緒にナシゴレンを食べました。ここでも、「帰りますよ!」と声をかけるまでずっと盛り上がっていました。金曜日は津波博物館へ行ってきます!