見出し画像

04.13(木)MY PROJECT AWARD 2022 全国summitに参加して

本日は昨日の予告の通り、
3月に全国MY PROJECT AWARD 2022 全国summit に出場した
遠藤結望(えんどうみゆ)さんに全国大会への参加の感想をインタビューします。

_____全国summitで他の生徒の発表を聞いて、
                     どのように感じましたか?


まず率直に「本当に同じ高校生なのか!?」と驚きと尊敬を感じました。
私も様々な地域の方に協力してもらいながらの活動でしたが、
発表した高校生の中には企業と協働したり、
本当に困っている人の役に立つものを開発したりしている人もいて…
高校生でここまで大きい活動ができるのか!?という驚きと
マイプロは、自分のやる気に応じてまだまだ幅広く活動できるのだと再発見しました。

____全国の場で発表した感想を教えてください。

やっぱり全国の場には、
ブレない自分をしっかりと持った”イケイケな高校生”が
たくさんいました。

私から見るとそのような人はとても”強い存在”に見えました。
憧れたり、すごいなーという気持ちもあったけど、
”私には私の良さがある”ということも、同時に実感しました。
マイプロの活動を通して、私が住む大槌町では、高校生にも大人にも
人と関わったり、行動を起こすことに積極的になれない”弱さを持った人”が
たくさんいることを感じていたので
そうした人たちにとっては、私のようなタイプのリーダーの方が
安心してついてきてくれるのかなと思ったりもしました。
全国summitの場で発表したことによって、
「そういうタイプの人もたくさんいるんだよ」ということを
多くの伝えることができたことが1番良かったです。

だからこそ、全国summitの決勝の場まで進んで
もっと多くの人に伝えたかったので、
決勝の6人に残ることができなかったことは悔しいです。

他の発表者の人との交流の中では、気づかされることが多く、
今後も活動を続けようと思っているマイプロに対して、
多くの刺激を受けることができました。

発表を見てくれた家族も、
元々人見知りで、積極的に外部と関わって活動!…という
タイプではない自分が今回のような発表ができたことを、
成長として喜んでくれたようなので、とても嬉しかったです!


_____この1年間の活動の中での学びや気づきはありますか?

まず、自分を見つめることができたことです。
先生と話す中で、自分の好きなこと・苦手なことと向き合うことができたことは重要な経験だったと思っています。そして、そんな自分だからこそできることがあると思えたこともとても大きな経験でした。

実際に全国summit を目指して活動したことも、自分の中では良かったと思っています。応募にあたっての資料作成や岩手県summit へ向けての発表動画の撮影や練習も、とても大変でしたが、こだわりを持って悩む時間は楽しかったです!

上手くいかなかったこともあります。
最初は誰よりもマイプロに対してやる気がある自信があったんですが、
自分が想像していたよりも上手く活動できないこともあり、
たくさん悩みました。

自分の弱さとして受け入れながら、最後まで活動できた経験から、
今では何かに対して不安を感じても「もうやるしかない!」と吹っ切れて、
行動的になれているように思います。
自分の行動の幅が広がりました!

____最後に、今後に対して何か考えていることがあれば教えてください。

「高校生のコーディネーター」という立場は
実はどの学校でも必要とされているのではないかと思っています。
地域と高校生つなぐ役割を担う大人の人が
全国の高校に増えてきているみたいですが
各学校にいる先生やコーディネーターという大人に対して
どうしても苦手意識や素直になれない思いを持つ生徒も
いるのではないかと思っています。
その意味で、高校生と同じ目線で悩みに共感することができる
コーディネーターの存在も必要ではないかと思っています。
今後も、大槌町で地域と高校生をつなぐ活動を続けながら
高校生コーディネーターの可能性についても考え、
広げていきたいと思っています。


望結さん、ありがとうございました。

他の生徒も、自分の興味関心に基づいてそれぞれのプロジェクトを学習しています。
今年度、新たにマイプロに挑戦する2年生のみなさんがどのように活動していくのかも楽しみです✨

明日のnoteでは
お伝えしきれていない学校生活の様子を
フォトギャラリー形式でお伝えする予定です。



みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!