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わたしのはま留学ストーリー vol.4

こんにちは!
いつも大槌高校のnoteをお読みくださりありがとうございます🌟

今回も、はま留学生の人生をちょっとだけ知れる「わたしのはま留学ストーリー」をお届けします!
4本目となる今回は、はま留学生2期生(現3年生)の紹介を!

※前回までの記事はこちらからご覧いただけます!
わたしのはま留学ストーリー vol.1|岩手県立大槌高等学校 (note.jp)
わたしのはま留学ストーリー vol.2|岩手県立大槌高等学校 (note.jp)
▶わたしのはま留学ストーリー vol.3|岩手県立大槌高等学校 (note.jp)



自己紹介

プロフィール
はま留学2期生(現3年生)
出身:埼玉県久喜市
趣味:料理、釣り
所属:はま研究会、復興研究会、生徒会

大槌との出会い

親戚が大槌・釜石にいたので、大槌には0歳のころから来ていました。
実は私、釜石の病院で生まれてるんです。Uターンで大槌高校に来ているようなものなんです(笑)

小さいころは、大槌のマスト(ショッピングセンター)でナマハゲのショーを見たことを覚えています。
震災前にもきらり商店街(大槌町内にあった商店街)に行っていて、高校入学してからきらり商店街の跡地をみて「ここだったんだ!」と思いました。

大槌高校はま留学を選んだ理由

・マイプロジェクトをやってみたい!と思った
はま留学は親戚から教えてもらって知りました。
マイプロジェクト(以下マイプロ)を知ったのは中3の夏休み。
ネットで調べて面白そう!と思いました。

マイプロジェクトとは、身の回りの課題や関心をテーマにプロジェクトを立ち上げ、実行することを通して学ぶ、 探究型学習プログラムです。

NPOカタリバより引用

11月に大槌高校の学校見学に来た時、はま留学1期生の女子生徒がマイプロを絶賛頑張っているところでした。
マイプロを頑張ってる姿を見て、正直私とは格が違うなと感じました。
「自分にはこんなことできない!」と。

また、留学生の先輩として、彼女の「鉄道が好きだから大槌に来た」という想いが凄いなと思ったし、スキが原点のプロジェクトを楽しくやってるのが伝わってきました。

町の人からも「○○ちゃんがね」という声を聞いていたので、うらやましかったです。
今思えば「うらやましい」が結構大きかったのかもしれません。

今では町の人から「○○ちゃんがね」
と言ってもらえる側に。

・おじいちゃんおばあちゃんの近くにいたいなと思った
小さいころから親戚の家に行って、親戚の家で近所の人と一緒にわいわい遊んでいました。
夏にはカヤックや釣り、集まってBBQをしていて、楽しい思い出がいっぱい。

そんな私にたくさんの経験をさせてくれたおじいちゃん・おばあちゃんも、年齢のため、不自由な部分も多くなっています。

私が近くに行くことで、元気を分けてあげられるんじゃないかなって。
楽しく感じてもらえるんじゃないかなって。
助けてあげられることがあるのかなって。

そんなおじいちゃん・おばあちゃんに恩返しがしたかったというのも、はま留学を決めた一つの理由でした。

・正直、勢いもあります(笑)
地元の人と違うことやってみたいというのもありました。
友達に「高校は岩手に行くかも」って言った時に「すごい!」って言ってもらって嬉しくて、そのままの勢いで飛び込んだのもあります!(笑)

私のはま留学生活

 --平日
06:30:起床
07:00:朝食
07:54:バス出発
08:25:学校着
16:00:①生徒会の活動
    ②はま研究会の活動
    ③復興研究会の活動
    ④同級生と駄弁る!
18:44:バスで帰る
19:00:下宿先のみんなで夕食
     キャッチボール
21:00:自由時間
23:00:就寝

夕食後のゲームで新入生と
コミュニケーションを取る姿
夕食後に敷地内で遊ぶ姿

--休日
03:30:起きて釣りの準備
04:00:出発
12:00:昼食
20:00:釣りから帰宅
20:30:釣った魚で夜ご飯
21:00:自由時間
23:00:就寝

留学生活を通して感じたこと学んだこと

・閉鎖的だからこそ輪の中に入ったら無敵
1年生の4月は、地元生とそれぞれの地元の話などで盛り上がっていました。
だけど、ちょっと経ったら地元生は地元のコミュニティに戻って行きました。
「大丈夫かなこれ?」って正直思いました。
事前にお母さんから「昔の大槌はね…」という大槌の人の気質についての話を聞いていたので、受け入れられたところはありましたが。

輪に入って行けたと感じたのは6月に行われたクラスマッチ。
東北だからなのか、競い合う面で激しくて盛り上がってて、その熱量にごまかされながら、自分も輪の中に入って行けた!って思いました!

それまでの間も一人だったわけではなくて、誰かしら一緒にいてくれる人はいました。その子とは今でも一緒にいます。
趣味とかノリが合う人は、必ず誰かしらいるんだなと学びました。

初めのころは、大槌では内内 うちうちなところがあるから自分からガツガツ行くというよりも、来てくれた時にしっかり反応することを意識していました。
内に入るまでは大変だったけど、入ったら無敵です。

・自分ってこんなに人のことを動かせるんだって
私のマイプロでも、高校生や町民を巻き込んだイベントが多いです。
初めの頃は何をするにも誰かと一緒!というような私でしたが、ある時自分が声を出してリーダーシップを発揮しているのに気が付きました。
地域での活動に参加したり、その時に高校生や町の人を巻き込んできたからこそ身に付いた力なのかなと思います。

将来について

・料理を通して誰かを繋ぐ場を作りたい
料理人になりたいと中学生まで思っていましたが、マイプロをやってからは、自分の店を持ちたいと思うようになりました。
それも、ただ料理を作る人だけじゃなくて、料理を通して誰かを繋ぐ場を作りたいと考えています。

高校では自分の好きな「料理」と「地域との交流」を掛け合わせたマイプロに取り組みました。

自分の作った郷土料理を地域の方々に振舞うイベントを「やっていいよ」って言ってもらえたことで、まず最初の繋がりができました。
料理を提供してるときに、私のことを知ってる人が「○○ちゃんってね~」と、私のことを説明してくれて繋がりが生まれたり。
私の友達が知らない人を連れてきて繋がりが広がったり。

料理を通して、たくさんの繋がりが私の周りで生まれました。
私の大槌での居場所も料理がキッカケで出来ました。

そんな繋がる楽しさを作っていけるようなお店を開けるように、頑張っていきます!

そんな彼女のマイプロジェクトが全国高校生マイプロジェクトアワード2023にて、高校生特別賞を受賞しました!
ぜひご覧ください!
【すっぷくを広めたい‼第2弾】

これからチャレンジしたいこと

・大槌町のお土産として企業と協働してすっぷくの商品開発中です!卒業までに完成させる!
・留学生と地元生を繋ぐイベントやりたい!
・おっきいお魚を釣りたい!

伝えたいこと

私は高校生の中でも一番いいことをやらせてもらってる自信があります!マイプロや地域活動で外に出させてくれたことに感謝です。

また、小さいころからいろんな人やものに触れさせてくれた家族にも感謝です。

同級生から、頑張ってることに対して「うわ、本気になってやってるよこいつ」って見られるかなって思ってたけど、協力してくれた。だから今こうやって成り立ってるし、自信につながってる。本当にありがとうって気持ちです。

それがこの学年だけじゃなくて、これからも続いて行ってほしい!「頑張ってる人をたたえて認め合える、みんなで協力していける学校・地域」であってほしいです!

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メールアドレス:hamaryugaku@otsuchi.ed.jp
電話番号:0193-42-3025 (※はま留学の件とお伝えください)
担当:星野

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