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岩手県立博物館✖復興研究会 県外フィールドワークin兵庫県(3日目)

3日目。最終日です。8:15に宿を出発。
2日目の1.17のつどい直前から、早稲田大学の野坂先生も一緒に行動してくれています。

三ノ宮駅から出発し長田町へ

3日目は野坂先生と一緒に、新長田駅で下車し、街歩きしました。
長田は、漫画家の横山光輝氏とゆかりが深いということで鉄人28号の巨大モニュメントがあり、みんなで見上げました。震災後、地域活性化等を目的に立てられたそうです。
雨が降ってきた街の中を歩きつつ、ふたば学舎へ。二葉小学校だったところを利用した施設です。ステキな校舎で、生徒たちは「かわいい〜」と言ってきょろきょろ。その施設は地域の交流の場にもなっていますが、震災直後と復興した街の比較写真等も飾られています。3階には神戸アーカイブ写真館もありました。写真館にはお一人の男性がおり、震災前の写真等をあつめてスキャニングしたり、保存したり、現在の街並みと比較できるように作業しています。すごい労力です。神戸の山の形を記した資料もありました。古い写真が現在の何処を撮っているか、山の形は手がかりになるそうです。残念ながら写真館は12月で閉館します。その後は、別の施設に移設するとのこと。写真を保存しておくことの大切さを感じられる部屋でした。
その後は震災前の雰囲気も残っているマルゴイチバの通りも歩き、街を眺めながら駅に。大槌へ帰る時間となりました。

アーカイブ写真館では、突然の訪問だったのに、お話をしてくれました。

野坂先生とは三ノ宮駅でお別れ。空港行きのバスに乗りました。
空港では各自好きにランチ。満足して全員集合し、いざ飛行機へ。名残惜しい気持もありつつ、関西を離れました。

伊丹空港内

飛行機から見えた岩手の大地はうっすら白くて、「北国にきた」と実感。
花巻へ無事に到着し、大槌に帰り着きました。

岩手県立博物館学芸員の目時先生には本当にお世話になりました。目時先生はじめ、今回のフィールドワークで出会った全ての人々に感謝いたします。
ありがとうございました!!!!!
おかげさまで充実した3日間でした。

皆様に感謝☆