\大槌高校探究発表会直前/2年生のマイプロジェクトつまみぐい!!
いよいよ明日は大槌高校探究発表会です!
2年生は、一人ひとりが興味関心がある事柄からテーマを設定して、地域をフィールドに活動をする「マイプロジェクト」に取り組みました。
その成果を、発表会当日の第2部(12:45-15:15)におしゃっち文化交流センターで発表いたします。
どんなマイプロジェクトがあるのか。少しだけお伝えしたいと思います!
「私は人と自然がともに共存し合える社会を作りたいと思っています。」
そう語る彼は、はま研究部の漂着物班として1年生のときから活動してきました。その活動で気になったのが海洋ごみ。
まずは、自分の住んでいる大槌町の海洋ゴミは人工ごみと自然ごみどちらが多いのか。その問いからスタートした彼のマイプロジェクトは、大槌町にある東京大学大気海洋研究所の先生へのヒアリングや文献調査、イベント企画を通して、自分なりの解決策を見つけて、海洋ゴミを活かしたある〇〇を作りました。
大槌町の郷土芸能である臼澤鹿踊りをこれからも存続させたいと願い、マイプロジェクトを始めました。「まず、自分が臼澤鹿踊りの歴史を深く知ろう!」と思い立ち、臼澤鹿踊りの元会長の方にヒアリング。そこで知ったのが、郷土芸能が震災の復興の追い風となったこと。またその後の、大槌高校全校生徒のアンケート結果から、「臼澤鹿踊りをはじめ郷土芸能は存続する意義がある」と確信。
では、「どんなネットワークであれば、郷土芸能は存続できるのか」
彼が見つけた答えは…?蜘蛛の巣ネットワークなのか、、それとも、、?
不安になりやすい、不安が大きくなりやすいと悩んでいたことから、「不安」をテーマにマイプロジェクトを開始。
近隣の小中学校のスクールカウンセラーへのヒアリング、アンケート、専門家へのヒアリングを経て、解決アクションを自分なりに見出しました。
そのアクションはこちらです ↓
これは、どんなアクションなのでしょうか。等身大の悩みをマイプロジェクトにした彼女。共感できる人も多そうです。
元々お菓子作りが好きで、町内の製菓店にヒアリングを実施。そこで、「地元大槌のためになるお菓子を作りたい!」と思い、まず大槌の特産品について調査をしました。調査後、特産品の食材を変えながら、クッキーを実際に作ってみました。
彼女は最後、大槌の特産品の何を使ってお菓子作りをしたのか。そして、地元大槌にどんな想いがあるのか…。とても気になります!
保育士になる夢を絶対にかなえて、自分が関わる子どもが少しでも虐待と無縁の関係にいる環境づくりをしていきたい。そして、わたしが学んだことを発信して多くのひとにその情報をキャッチしてもらい、虐待を少しでも減らしたい。そんな思いでマイプロジェクトを進めてきました。
町内の子ども園や役場の福祉課など地域のたくさんの方々にご協力をいただきながら進めてきたこの一年間。彼女はこう話します。
もっともっと紹介したい…!!のですが、ちょっとお腹も一杯になってきたかと思いますので、このへんでつまみぐいシリーズは終わりにしたいと思います。
最後になりますが、この一年間の生徒はいろいろな壁にぶつかりながらも、家族、友だち、先生、コラボスタッフ、そして地域の方々に支えられながら学びを深めてきました。
1つひとつのマイプロジェクトには、一人ひとりのチャレンジや想いがたくさん詰まっています。また、友達のマイプロジェクトのアクションに協力する姿がたくさん見られました。
”ひとり”だけど”ひとりではない”
そんなマイプロジェクト、そして生徒の成長した姿をぜひ見に来ていただけましたら幸いです。