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唯一無二の大槌を全国へ!~大高生の考えるふるさと納税〜

現高校2年生は昨年10月から今年2月にかけて大槌町議会から与えられた6つのテーマの解決策を考えるプロジェクトに取り組んできました。
そのテーマの一つである

「ふるさと納税で多くの寄付を集めるための施策を考えよ」

には、
大槌町の特産品を活かしたふるさと納税について考えたい!
寄付してくれる人を増やすには?
大槌町の魅力を全国に広めつつ寄付を集めることで街の発展に繋げたい!

そんな思いがあり、このテーマに取り組んだ高校2年生が5月12日にふるさと納税事業者説明会に参加し、自分たちのプロジェクトを提案してきました。


発表の様子

【Aグループのプロジェクトの軌跡】

① 現状と理想
・現状→ 大槌ならではと言える商品が少なく目を引くようなポイントがない
・理想→数多くある商品の中で、大槌らしい商品を選んでもらう

・理想と現状のギャップから生まれている課題
→話題になるような面白い返礼品が少ない!!

②調査と検証結果
・話題になりそうな返礼品とは何か
→目にみえるような工夫を付け加えることで話題性を作る
・大槌町として売り出したい返礼品は何か
→全ての特産品を寄付者に知ってもらい、大槌町という地域を知ってもらことに繋げたい!

③解決アイディア
唯一無二の大槌を全国へ!
面白い返礼品を作ろう!例えば…
⭐︎ひょっこりひょうたん島の木の模型や目覚まし時計
⭐︎一日町長体験
⭐︎吉里吉里海岸で取れたシーグラスと砂の海セット

発信の方法も工夫しよう!
⭐︎ふるさと納税の方法の動画作成や返礼品紹介
⭐︎役場の方と学生がコラボ!
⭐︎町長に新しい返礼品をラップ調で紹介していただく!

【Bグループのプロジェクトの軌跡】

① 現状と理想
・現状→ ふるさと納税が返礼品目的になり、大槌町の魅力があまり伝えられていない
・理想→返礼品目的だけではなく、大槌町を応援してもらう仕組みを作る

・理想と現状のギャップから生まれている課題
→返礼品に大槌町ならではの付加価値がないのでは??

②調査と検証結果
・本当に大槌町では、ふるさと納税が返礼目的になっているのか?
 →返礼品目的=悪という意見もあるが一概にはいえない
なぜなら大槌町に寄付があり、返礼品を送付することによって、返礼品を取り扱う事業者の売上の貢献に繋がり、全国の方々へのPRにも繋がるから

・大槌町では返礼品に付加価値つける工夫をしている?
→付加価値をつける工夫として他の地域と比較したときに、生ウニがプラスチックケースではなく、牛乳瓶に入っていることなど、1つのブランド的なイメージが作られている。

③解決アイディア
私たちしか作れない付加価値
例えば…
Boxデザイン!!
目に見える(5面)それぞれに大槌の人気返礼品「海の幸・山の幸•その他」の魅力的を含むデザインを考案(返礼品に関わる事業者の方のこれまでのストーリーやメッセージ性のあるもの)

④このアイディアから得られる「価値」
⭐︎返礼品だけではない魅力
・商品に「町全体」という大槌だけの付加価値が生まれる
・購入したひとつの商品から10の魅力が伝えられる

⭐︎町民が大槌と向き合う
・改めて町の魅力について触れる
・ふるさと納税を知り、自分たちの住む大槌の行政について深く考える


「高校生だけど考える」「高校生なのに考えている」
ではなく、
地域の一員として社会の一員として、高校生だからこそ見える視点を大切に
大槌で日々学んでいます。