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わたしのマイプロ談話室~その1~ 楽しい×憧れの連鎖〜大槌の郷土芸能をつなげたい!!〜

 大槌高校公式note新連載「わたしのマイプロ談話室」がスタート!この企画は大槌高校生全員が取り組む「マイプロジェクト」に着目。実際に生徒一人ひとりがどのようなテーマで探究を進め、どのようなことを学んでいるのか、その様子を生徒自身がリレー形式でご紹介します🌟

マイプロジェクトとは?
マイプロジェクトとは、「主体性」をもって、つくりたい未来に向けて「アクション」を行っていく、学びのプロセスです。
そのプロセスを通して自分自身の興味関心の発見や、他者との協働、社会の価値発見・創造に向かう姿勢が育まれます。
10代のうちに正解がない中で試行錯誤し、探究することで、不確かな時代の中でも未来への創造力が引き出されます。

全国高校生マイプロジェクトアワード2024より

 記念すべき第1回はHさんです!


①私のマイプロジェクト紹介

 私は、楽しい×憧れの連鎖〜大槌の郷土芸能をつなげたい!!〜というマイプロジェクトを行っています。地元に伝わるたくさんの郷土芸能を未来につないでいくことを目標にこのマイプロジェクトを始めました。

②このプロジェクトをやろうと思ったきっかけ

 大槌の郷土芸能が大好きで、これからもずっと続いていって欲しいと思いました。また、母の仕事の関係で郷土芸能に参加している人に関わることが多く、そこで郷土芸能についてのマイプロジェクトをしたいと思うようになりました。

③このプロジェクトで活動してきたこと

 初めに、実際に郷土芸能を継承している人たちに話を聞き、現状の確認から始めました。

町内の郷土芸能団体5団体、10人にインタビューしました!

 そこでは、今の郷土芸能は人手不足が問題となっていて、特に中高生の郷土芸能離れが深刻であるということを教えていただきました。ではなぜ中高生は郷土芸能に参加しないのか?このことを調べるため、今度は中高生を対象にアンケートを採ることにしました。アンケートを経て、「じゃあ今度は地域の人たちの想いも聞いてみよう!」と考え、次は地域の人たち向けのイベントを開催しました。

地域の人向けに郷土芸能への想いを話し合うイベントを開催!

 アンケートやイベントから、郷土芸能に人が集まらないのは「郷土芸能に参加するための方法が分からない」ことが一つの原因としてあるのではないかと考えました。そこで、そのわからなさをなくすため、「おおつち芸能なび」という求人誌型の冊子を作り、町内に置くことで郷土芸能の実態を知ってもらい、さらに人手不足の解消にもつなげようと考えました。しかし結果はひどいもので、町内6つの施設に各20冊ほど置いていたのにもかかわらず、最終的に増えたのは私が直接仲介した一名のみでした。。。。

④プロジェクトを進める中で大変だったこと

 やる気が出なかったり、アイデアを思いつかなかったりしてプロジェクトを進められないことがありました。そんな時は、少し放っておいてやる気がわいてくるのを待ちました!

⑤プロジェクトを進める中で楽しかったこと、面白かったこと

 いいプロジェクトだと褒められることがありました。郷土芸能に興味を持ってくれてありがとうと感謝されることもありました。また、あまり人と関わるのが得意ではなかったのですが、活動を通して人と関わるのがあまり嫌じゃなくなりました!

⑥今後やってみたいこと

 子供達が郷土芸能に触れる機会を増やす為の体験会の実施を企画しています!

人前で話すこともだいぶ慣れました!

⑦次に誰のマイプロジェクトを紹介してほしいですか?

 次は緊張しがちな生徒会長のKさんにプロジェクト紹介をお願いしたいと思います!