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R6年度「はま研究会」のご紹介

こんにちは!
大槌高校はま研究会です。

大槌高校には、町内にある東京大学大気海洋研究所大槌沿岸センターと連携し、『 海で遊ぶ。海で学ぶ。』のテーマのもと、遊びを通して海とかかわりながら大槌を学んでいく本校独自の研究会『 はま研究会(通称:はま研)』があります。


はま研究会では、東京大学の先生方のご協力のもと、いくつかの班に分かれてそれぞれ活動を行っています。

今年度活動している班は、
・海洋漂着物班
・干潟生物採集班
・藻場生物群集班
・藻場モニタリング班
・気候変動班
・環境DNA班
・ウミガメ班
などなど…(他にもあります!)

はま研に所属している生徒は、この中から自分の興味のある活動を選んで、参加します。

他の部活動と掛け持ちでもOK!
はま研の活動に専念するでもOK!
いくつかの班を掛け持ちするのもOK!
(すべての活動班に参加する、はま研マスターもいます☆)

「やってみたい!」という気持ちさえあれば誰でも自由に参加できるのが、はま研のいいところです。



本日は、そんな「はま研」の活動の様子を一部ご紹介します!



【 海洋漂着物班 】

砂浜に漂着しているものを決められた区間の中で回収し、自然物や人工物がそれぞれどのくらい漂着しているかを調査します。

砂浜にある漂着物をみんなで回収します
研究室にて、自然物をさらに陸上植物や海藻などに分類します
(これが学会発表にもつながる大事なデータに…!)



【 干潟生物採集班 】

潮が引いたときに現れる陸地「干潟」にいる生物を調査します。
初回は、みんなで干潟を歩いてみようの会!
干潟にはどんな生物がいるのでしょうか?

胴長を着て、川の中にも入りました
カニを捕まえました!!嬉しそうです!
(観察した後はもとの環境に戻してあげます)
みんな泥だらけになりながらも生物探しに必死でした…!



【 環境DNA班 】

海水に含まれるDNA成分を解析し、海にどのような生物がいるのかを調査します。

採水用のバケツを海に投げ入れて水を汲みます
(海に落ちないように気をつけて…!)
海水を少しずつ分けてボトルに注いでいきます
バケツ10杯分で1つのボトルサンプル完成です!
(あとは研究室に戻ってDNA抽出作業を…)



【 藻場モニタリング班 】

海岸でドローンを飛ばして上空から、海藻が生い茂る「藻場」の様子を撮影します。

右下にあるドローンを飛ばします
(指令を与えると自動で撮影してくれるようです)
ここは、普段なかなか来ることのできない秘境の海岸…!
ドローンを飛ばしている間は、海岸を探索していました



このように、東大の先生方のもとで研究のお手伝いをさせていただきながら(たまに遊びながら)、海に関する専門性の高い知識を学ばせていただいています。
高校生でこのような経験ができるなんて、本当に貴重です…!!
先生方、いつもありがとうございます。


大槌高校でしかできない『はま研究会』

大槌の海を舞台に、楽しみながら、これからも学んでいきます!


次回からは、それぞれの班の活動について、さらに詳しくご紹介していきたいと思いますのでお楽しみに!


最後までご覧いただき、ありがとうございました。