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文化部紹介 ~総合文化部 書道部門~

皆さんこんにちは
本日は書道部のご紹介です。現在、はま留学生の2名を中心に県の高等学校総合文化祭書道展や秋の各種書道展を視野に作品制作に取り組んでいます。今回は二人の作品制作の風景を中心にご紹介いたします。

ある日の放課後 はま研究会での二人
この日は、干潟生物の研究助手
以下、書道の活動の様子です。はま研の活動日以外は、書道に取り組んでいます。
※二人とも大槌高校で書道を始めました。
埼玉県からのはま留学生
中国秦時代の書 泰山刻石の臨書に取り組んでいます。
書体は篆書(てんしょ)
 左右相称の字形、安定した線質などが臨書のポイントですが、いずれかなりの集中力が必要です。
(顧問より)彼の造形能力は突出していると感じています。これからが楽しみです。
泰山刻石 原本
この作品はまず紙に罫線を引き、正確に一字一字丁寧に細やかな神経を使い臨書していきます。一紙仕上げるのに最低5時間ほどはかかるこの作品。本人は夏休みも頑張るつもりでいます。今後にご期待ください。

千葉県からのはま留学生
平安時代の名筆 関戸本古今集の臨書に取り組んでいます。
書道をはじめたばかりにもかかわらず、かなり様になっていますね。
こちらも相当な集中力。ちなみに彼は一紙を1時間以上かけて丁寧に臨書しています。
※これを6枚ほど仕上げ出品します。
(顧問より)執筆法が様になっていますね。とても初心者には見えません。立派です。
左 臨書作品 右 関戸本古今集原本
※かな書道 平安時代の仮名文字を素材とする伝統書。大河ドラマ光る君への世界です。


放課後は、書道の活動・はま研究会の活動と結構忙しい生活ですが、二人とも大槌高校での生活を楽しんでいます。夏が過ぎれば芸術の秋。これから作品制作の追い込みが始まります。皆さん、応援のほどよろしくお願いいたします。