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あなたはどうする?防災ボランティア研修

 2月17日土曜日、復興研究会の4名の生徒が「防災ボランティア研修」に参加してきました!「防災ボランティア研修」は、大槌町社会福祉協議会の主催で、安渡公民館で行われました。高校生の他は地域の大人たちが20名程度参加していました。
 受付を済ませた生徒たちは、それぞれ別のテーブルにつき、はじめに大槌町役場防災対策課の方から講義を受けました。能登半島地震の概要では、最大で津波が5メートルくらいまで来た話や、東日本大震災と比べて地震による家具の倒壊が多い話、非常持ち出し袋の話などを聞きました。(個人的にはビタミンサプリがあるといいという話に「確かにー!」と思いました)

はじめに能登半島地震と東日本大震災の違いなどについて学びました


 その後、社会福祉協議会の方の「クロスロードゲーム」を地域の方々と一緒にしました。これは、例えば「避難所に着いたら隣のおばあちゃんがいない。助けに戻るか?」のように、災害時にあり得るジレンマを題にし、自分だったらどうする?をそれぞれの立場から話し合うゲームです。地域の皆様も内陸部の方、沿岸部にお住まいの方など様々な場所から参加されていて、合間に震災時のお話を聞いたりなど学びの多いゲームでした!

なにかと「高校生の意見を聞きたいねえ」というお声をいただき
みんな意見を言いました!


 最後に、大槌町の赤十字奉仕団の方から炊き出しのお振舞いをいただきました。お米がビニール袋に入ったもので、25〜30分ほど煮ると炊けるのだとか。家庭でも1合のお米と1合のお水をアイラップに入れ、煮ると炊けるらしいです!あっつあつのご飯を1人ずついただき、解散しました。(美味しかったので写真を撮り忘れました。)

 生徒の感想です。
「最後の方のお話で『ボランティアは何か災害があった時のみのイメージがあるけど普段からのボランティアに参加する事が大切』と言っているのがとても印象に残りました。1人では出来ることが限られているけど、今の自分に出来ることは沢山参加していきたいと思いました。」
「地域の人たちが東日本大震災のときの経験や自分の考えをたくさん話してくれて嬉しかったし、一緒に参加できた感じがして楽しかったです。また、このような機会があったら参加したいです。」
 災害や防災だけでなく地域の人とのつながりもできた1日でした!

みんなにも読んでほしいですか?

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