見出し画像

2月22日(土)大槌高校探究発表会・研究協議会開催!

 こんにちは!今年も大槌高校の探究発表会・研究協議会の開催が決定いたしました。地域のみなさまにたくさん支えられながら、日々成長している大槌高校生の活動の成果を発表します。
 また、今年は元高校生クイズ王者の田村正資氏をゲストにお招きし、「大槌に必要なこれからの探究とは?」をテーマに生徒とのパネルディスカッションを行います。
 町内外のどなたでも参加大歓迎ですので、ぜひお気軽にお越しください!

当日の概要

日時:2月22日(土)10:00~16:40
場所:大槌町文化交流センターおしゃっち
   (岩手県上閉伊郡大槌町末広町1−15)
対象:どなたでも参加いただけます!
申し込み:こちらの申し込みフォームよりお申込みください。
     (申込〆切:2月19日)

当日のプログラム

第1部 1年生 大槌町の課題解決アイデア発表会

 1年生は、大槌町の行政事業や地域課題について理解を深める「SIMulationおおつち」に取り組み、自分たちで考えた10のテーマに対して、町内外でのフィールドワークも行いながらチームで解決策アイデアを考えてきました。当日は半年以上考えてきたアイデアと大槌町の理想の未来について発表します!

取り組んできたテーマ
・震災を経験していない私たちの世代が担う震災伝承とは?
・災害時の犠牲者を0にするために必要な避難とは?
・若者の地域コミュニティへの参加率を高めたい!
・公民館や集会所を活かした多世代の交流をもっと生みたい!
・自然環境に左右されない特産品を開発したい!
・高齢者が本当に求めている福祉サービスって?
・大槌町へのIターン者を増やしたい!
・学習意欲の高い中高生の意欲を維持、向上させたい!
・海ゴミを減らすためになにができる?
・野生鳥獣被害を減らすためには?

 大槌町内でのフィールドワークも行い、町の現状を体感しつつ、自分たちのアイディアの実践もしています。

特産品開発に向けた出汁づくり

フィールドワーク先 ※敬称略・順不同
・大槌伝承の館
・地域食堂(沢山地区)
・安渡公民館
・波板公民館
・沢山自治会
・おおつち地場産業活性化センター 
・母ちゃんハウスだぁすこ
・大槌町役場 
・大槌学園
・吉里吉里学園 
・NPO法人吉里吉里国
・大槌町漁業組合
・その他地域住民のみなさま

 また、大槌町内だけでなく、近隣の市町村でもフィールドワークを行い、どのような取り組みが行われているのかを学んできました!

町外の施策についてヒアリング

フィールドワーク先(フィールドワークを行ったテーマ)
・盛岡市(震災伝承・避難)
・滝沢市(地域コミュニティ)
・紫波町(多世代の交流)
・大船渡市(特産品)
・陸前高田市(福祉サービス)
・宮古市(Iターン者)
・葛巻町(学習意欲)
・気仙沼市(海ごみ・野生鳥獣被害)

第2部 2年生 マイプロジェクト活動成果発表会

 2年生は、一人ひとりが興味関心のある事柄からテーマを設定して、地域をフィールドに活動をする「マイプロジェクト」に取り組みました。発表会では、たくさんの地域の方に支えられてきた活動の成果や自分の成長についてお伝えします!

こんなマイプロジェクトに挑戦中!
・郷土芸能を未来につなぐために~郷土芸能フェスタ
・大槌で起業する人を増やす~産業まつりで取り組んだチャレンジフェスティバル
・地域コミュニティと防災をつなぐリアカー競技の企画
・大槌町の人口減少問題をゲームで解決したい!
・憧れの保育士になりたい!こども園でのチャレンジ
・地域のお年寄りに元気になってもらうために
・コミュニケーション力を覚醒させよう! 等々

 自分のマイプロジェクトのテーマが決まったら、そのテーマに詳しい地域の方のもとを訪れ、詳しいお話を聞きました。

テーマについて地域の方に相談

フィールドワーク先 ※敬称略・順不同
・地域共生ホームねまれや
・おおつちこども園 
・大槌町立図書館
・一般社団法人おらが大槌夢広場 
・beauty salon Make Over
・トレーニングジムKING8  
・わんにゃん美容室じゅのむ
・槌音プロジェクト 
・植田医院 
・大槌町役場
・その他、地域のみなさま

 また、プロジェクトがある程度進んだ11月には町内6か所の公民館、集会所に飛び出し、地域の方へプロジェクトの中間発表を行いました。

地域に飛び出して途中経過を発表

中間発表会 会場
・沢山地区集会所
・中央公民館赤浜分館
・中央公民館安渡分館
・中央公民館吉里吉里分館 
・桜木町保健福祉会館
・大槌町多目的集会所(大ケ口)

第3部 3年生代表生徒発表・研究協議会 パネルディスカッション

 この春、大槌高校を卒業する3年生の代表生徒が0歳から18歳まで大槌で育った中で身につけた「大槌(ハンマー)=強み」を地域のみなさまに伝えます。そして、研究協議会では2010年高校生クイズ王者の田村正資氏をゲストにお招きし、「大槌に必要なこれからの探究とは?」をテーマに生徒と
ともにパネルディスカッションを行います。教育関係者の皆様はもちろん、地域住民の皆様もぜひご参加ください!

研究協議会ゲスト 田村 正資 氏
株式会社baton(QuizKnock)新規事業開発/哲学研究者

1992年東京生まれ。伊沢拓司とともに、第30回高校生クイズ優勝(2010年)。株式会社baton (QuizKnock)では新規事業開発を手掛ける。そのかたわらで哲学研究者・作家としても活動しており、 主著に『問いが世界をつくりだす』があるほか、『群像』誌で「あいまいな世界の愛し方」を連載中。

研究協議会モデレーター 寺脇 研 氏
映画評論家/京都芸術大学客員教授

1952年、福岡県生まれ。東京大学法学部卒業後、 文部省に入省。初等中等教育局職業教育課長、 広島県教育長、高等教育局医学教育課長、生涯学習局生涯学習振興課長、大臣官房審議官などを経て、2002年より文化庁文化部長。06年退官。『文部科学省 「三流官庁」の知られざる素顔』『「学ぶ力」を取り戻す 教育権から学習権へ』『危ない「道徳教科書」』など著書多数。

 当日の詳細は下記のチラシもご参照ください。たくさんの方のお越しをお待ちしております!

この記事が参加している募集