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みんなで今できる防災(こと)とは?

 3月9日(土)に、復興研究会の生徒4名が仙台市国際センターで行われた「仙台防災未来フォーラム2024」に参加しました。
 今回、復興研究会の生徒たちは、JICA東北(JICA東北 | 日本での取り組み - JICA)の事業の報告等を目的として参加しました。
①インドネシア・バンダアチェ市への派遣事業の報告(詳細はこちら☟)
復興研究会、アチェに行く。(第1巻)|岩手県立大槌高等学校 (note.jp)
②東北大学の教授やJOCA東北、根浜MINDの方々とのディスカッション
以上の2つのことを行いました。
 
 今回のテーマは、「復興・次世代への継承」です。東日本大震災から13年となった今、1月1日に発生した能登半島地震など、災害が起こり続けています。そんな中で、防災意識を高めるためにすべきことをディスカッションしました。
 まず、各団体からの発表がありました。復興研究会では、アチェ渡航を通して学んだことや伝承の在り方などについて発表しました。

復興研究会のスライド


2名の生徒が発表しました

 その後、パネルディスカッションを行いました。
  「防災意識を根付かせるための取り組み」という話題については、「防災バッグを作るグループワークを通して『楽しく』防災を学ぶ(東北大学)」という話がありました。また、「若い世代にどのようなことを期待しているのか」という復興研究会の生徒からの質問については、「大人、特に高齢者は防災の知識がアップデートされていないこともあるため、若い世代が学び、防災分野でのイノベーションを起こしてほしい(東北大学)」や、「被災地では、『防災』という話題がしばしばセンシティブであるととらえられるが、家族と防災について話し合うなどし、『防災について考える』文化を根付かせてほしい(根浜MIND)」という話がありました。

聞いているほうも考えさせられる議論でした


 パネルディスカッションを終え、生徒たちも「家であんまり防災の話をしていないことに気づきました。これからは少しずつしていこうと思います。」と、決意を新たにしました。

JICA東北、JOCA東北、根浜MINDの皆様と。ありがとうございました!


 防災を知る最後の世代である今の高校生が、次の世代にどのように伝承していくか。これからも復興研究会は考え、行動していきます。
 


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