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はま研究会

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はま研究会に関する記事をまとめています!
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#ウミガメ

【はま研究会】ウミガメ班

 今年もウミガメたちが大槌の海にやってきました。念のため場所を確認しますと、岩手県の北でも南でもない真ん中あたりの海に面した町です。ん?岩手県?ウミガメのような爬虫類が岩手県に来るのかと疑問に思ったでしょう。地球温暖化が原因ではありません。実は昔からウミガメたちは岩手県にやってきています。黒潮という温かい海流に乗って、エサを追い求めて岩手県まで北上してくるのです。そのウミガメたちが漁師の網にかかって、大槌町にある東京大学大気海洋研究所国際・地域連携センター地域連携研究部門大槌

【お知らせ✨】はま研究会がNHK特集『いわて部活リレー』で取り上げられます!!!

2/10(金)18:10-19:00にNHKで放送される「おばんですいわて」内の特集『いわて部活リレー』にて、大槌高校はま研究会が取り上げられます! 「東京大学大気海洋研究所大槌沿岸センターの先生方と一緒に、最先端の研究テーマに取り組んでいる」という点が非常に魅力的であるとして、今回取材を受けることになりました! 当日は、大槌沿岸センターの方々とともに活動するウミガメ班と海洋漂着物班の様子が放送されます。 生徒インタビューの様子もありますので、是非ご覧ください! なお

【はま研究会】ウミガメ班活動紹介①~骨格標本づくり~

こんにちは。大槌高校はま研究会です。ウミガメ班では、7~10月にかけて三陸沿岸にやってくるウミガメたちの調査を、東京大学の学生さんたちと一緒に行っています。それ以外の期間では、ウミガメの骨格標本づくりやウミガメの背中に取りつけたカメラの映像解析を行っています。 今回は、昨年度のアオウミガメ骨格標本づくりについてお伝えします。 1 標本づくりのきっかけ この骨格標本は、体内を観察し、かつて陸上で生活していた祖先が海に進出していく過程を調べるという目的で作成しました。 2