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復興研究会

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復興研究会に関する記事をまとめています!
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記事一覧

東北発 博物館・文化財等防災向上プロジェクト 博学連携報告書が発行されました!

令和5年度、岩手県立博物館✕復興研究会で行っていた、文化財関連の探究活動が、ひとつの報告書となりました!(大槌高校だけではなく、高田高校の活動も載っています) 1月に兵庫県へフィールドワークにも行き、たくさんのことを学んだ企画でした。 大槌町と兵庫県でのフィールドワークの経験をふまえて研究を深め、原稿を書いた5人の生徒たち。それをこんなにステキな冊子に仕上げていただき、感謝です! 東北発 博物館・文化財等防災力向上プロジェクトについては、岩手県立博物館のホームページに載

【復興研究会だよりNo.46】発行しました

復興研究会だよりNo.46(令和5年度第5号)では1月中旬から3月の活動について紹介しています。令和5年度最終号です。 復興研究会の令和5年の特に後半は、たくさんの活動がありました。学校外の皆様のご協力のおかげです。ありがとうございました!!!

縁-豊中市社会福祉協議会・桜塚高校とオンラインで交流しました

 東日本大震災から13年が経ちました。震災後から現在に至るまで支援をしてくれたり、交流をしてくれたりしている団体の一つが、「豊中市社会福祉協議会」です。2019年まで、大阪府にある豊中市社会福祉協議会の皆様と、豊中市の高校生がボランティアバスに揺られ、毎年大槌高校に来てくれていました。その中には、大槌高校と同じく「桜」の校章を掲げている縁で姉妹校協定を結んでいる大阪府立桜塚高等学校の生徒も多くいました。  しかし、新型コロナウイルスが蔓延し、直接の交流ができなくなりました。そ

「恩送り」~能登半島地震募金を行いました~

 2011年3月11日に発生した東日本大震災後、大槌町や大槌高校は世界中から様々な支援をいただきました。国内からも多くの支援をいただき、全国の様々な高校が大槌高校に来校くださり、交流させていただきました。震災から13年が経った今、大槌が現在まで復興できたのは支援をしてくださった皆様のおかげです。  2024年1月、能登半島地震が発生しました。被害状況も日々明るみになり、現在でもライフラインが途絶えていたり、住居が倒壊していたりと被害は甚大です。  今こそ、大槌高校としてできる

震災と復興を考える集い

毎年この時期に、大槌高校では「震災と復興を考える集い」を開催しています。高校入試等の関係で、3月11日当日は登校しない日になることが多いため、近い日にちを設定して行われています。今年は3月5日に行われました。 復興研究会のこれまでの活動と今年度の活動を振り返りつつ、震災や復興を考える機会とし、経験を風化させない手立ての1つとしています。 まずは全員で黙祷。 それから、校長先生の挨拶。 次に震災後の大槌高校の様子を、学校が避難所になった経験を写真とともに紹介し、復興研究会の成

R6.2.22 大槌町長へ「ふるさとづくり大賞」受賞報告&令和5年度大槌町芸術文化・体育奨励賞表彰式参加

①大槌町長へ「ふるさとづくり大賞(総務大臣表彰)」受賞報告 16時から大槌町役場にて、復興研究会の菊池さんと中瀬さんが「令和5年度ふるさとづくり大賞」の受賞報告を大槌町長へ行いました。町の協力あってこその賞だったので、感謝を伝えることができて良かったです。 ②令和5年度大槌町芸術文化・体育奨励賞表彰式参加 18時半からは大槌町文化交流センターにて、復興研究会「令和5年度ふるさとづくり大賞」(総務大臣表彰)、はま研究会「海しる自由研究コンテスト」(高校生部門優秀賞)の功績

あなたはどうする?防災ボランティア研修

 2月17日土曜日、復興研究会の4名の生徒が「防災ボランティア研修」に参加してきました!「防災ボランティア研修」は、大槌町社会福祉協議会の主催で、安渡公民館で行われました。高校生の他は地域の大人たちが20名程度参加していました。  受付を済ませた生徒たちは、それぞれ別のテーブルにつき、はじめに大槌町役場防災対策課の方から講義を受けました。能登半島地震の概要では、最大で津波が5メートルくらいまで来た話や、東日本大震災と比べて地震による家具の倒壊が多い話、非常持ち出し袋の話などを

令和5年度ふるさとづくり大賞表彰式に参加しました

令和6年2月16日(金)。東京の都市センターホテルにて、表彰式が開催されました。 大槌から日帰り東京に、生徒2名も参加。朝早く出発し、13時からの式典。そして夕方に東京発という、タイトなスケジュールです。 今年度は27の個人・団体が表彰され、その団体表彰(総務大臣表彰)の1つに大槌高校復興研究会が選ばれました。風化が進みつつある被災地の高校としての取り組みを高く評価していただいたようです。 表彰式では、代表して副校長が賞状を総務副大臣から受け取りました。(副校長はとても緊

【復興研究会だよりNo.45】発行しました

復興研究会だよりNo.45(令和5年度第4号)では12月から1月前半の活動について紹介しています。

アチェスタディツアー☆大槌町長・大槌高校校長へ報告会

1月23日に大槌町役場にて、町長と校長に向けてアチェスタディツアーに参加した4名の生徒が、報告会を行ってきました。 震災後に大槌町にはアチェの行政関係や研究者の方々が来たことがあるそうで、町長には身近な土地だったようです。 ただその時は大人たちの交流はあっても、子どもたちの交流は無かったので、今回生徒たちが行ったアチェスタディツアーには興味津々のようでした。 アチェでどのように過ごしたか、どういった体験をしたか、今後この経験をどうしていきたいかなど、町長とお話をしてきました

岩手県立博物館✖復興研究会 県外フィールドワークin兵庫県(3日目)

3日目。最終日です。8:15に宿を出発。 2日目の1.17のつどい直前から、早稲田大学の野坂先生も一緒に行動してくれています。 3日目は野坂先生と一緒に、新長田駅で下車し、街歩きしました。 長田は、漫画家の横山光輝氏とゆかりが深いということで鉄人28号の巨大モニュメントがあり、みんなで見上げました。震災後、地域活性化等を目的に立てられたそうです。 雨が降ってきた街の中を歩きつつ、ふたば学舎へ。二葉小学校だったところを利用した施設です。ステキな校舎で、生徒たちは「かわいい〜」

岩手県立博物館✖復興研究会 県外フィールドワークin兵庫県(2日目)

2日目は朝7時に宿を出発し、淡路島へ。 途中の橋から見える景色は綺麗でした。 そして、兵庫県立淡路高等学校に。避難訓練に参加させてもらい、近くのお寺へ。校長先生の講評、生徒会からの防災グッズ紹介、防災ジュニアリーダーの生徒たちからの活動報告を聞き帰校です。 一旦学校に戻り、今度は校庭で3つのブロック(淡路広域消防署、自衛隊(姫路駐屯地)、兵庫県警察)に分かれて災害についてのお話を聞きます(担当生徒から○×クイズ、質問等がありました)。 自衛隊は災害救助用のコンテナをトラッ

岩手県立博物館✖復興研究会 県外フィールドワークin兵庫県(1日目)

今年度、県立博物館とのコラボ企画に有志の生徒が参加しています。町の復興等に視点を置きつつ、参加生徒各自が町の気になることについて、博物館職員からアドバイスをもらいつつ探究。秋から大槌町でフィールドワークを行っていました。今回は災害のあった地域の復興の様子を見て感じるフィールドワークを、兵庫県を舞台に行うことになりました。 参加生徒は5名。1月16〜18日の二泊三日の行程です。 大槌を7:00に出発! 飛行機で伊丹空港に。初めて飛行機に乗る生徒もいて、ドキドキ。 無事に大阪に

上手にお姉さん・お兄さんになれるかな?【復興研究会キッズステーション】

令和6年1月9日に、冬季のキッズステーションが行われました。 今回お世話になったのは、さくらこども園さんと学童クラブさん。 女子生徒たちは緊張しつつもすぐに子どもたちと触れ合えていましたが、男子生徒たちはどう触れ合えばいいか戸惑いが・・・。とはいえ、子どもたちは積極的ですので、戸惑い気味の男子生徒たちもしばらくすると馴染んで遊べていました。 さすが高校生。柔軟性があります! 受け入れていただいた施設の皆様、ありがとうございました!!! 実は貴重な小さな子どもとたちとの触れ合い