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復興研究会

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復興研究会に関する記事をまとめています!
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2023年12月の記事一覧

復興研究会、アチェに行く。(第1巻)

 Selamat Pagi :) 私たち復興研究会は、現在、インドネシア・ジャカルタにいます!  インドネシアは13,000を越える大小さまざまな島から成り立っている島国です。赤道直下にあり、今は雨季なので気温と湿度がとっても高い!そんなインドネシアになぜ復興研究会がいるのかというと、2004年にスマトラ島沖地震で津波による甚大な被害を受けた場所だからです。特に、今回私たちが目指す「アチェ州」は、「スマトラ島」の西端に位置し、津波による被害が大きい場所です。東日本大震災

復興研究会、アチェに行く。(第2巻)

Day 2 (前回の記事はこちらから) 復興研究会、アチェに行く。(第1巻)|岩手県立大槌高等学校 (note.jp) Selamat Pagi :)  12月19日(火)本日はいよいよバンダ・アチェ市へ! インドネシアの首都であるジャカルタからバンダ・アチェまでは直線距離で約2,000km、およそ3時間30分のフライトです。アチェはインドネシアの中でも西端に位置する、海沿いの州です。通訳の方によると、インドネシアの現地の人でも旅行でアチェに訪れることはあまりないようです

復興研究会、アチェに行く。(第3巻)

 12月20日(水)雨季のバンダ・アチェ。ざあっと降る通り雨から一日が始まりました。午前のメインは午前中のトークセッション!TDMRCで「Tsunami Aceh 19th talk show」が開催され、そのゲストとして本校復興研究会の生徒が招聘されました。生徒たちがインドネシア語で自己紹介をすると、会場は大盛り上がり!東日本大震災後の大槌町の様子と、復興研究会としての活動、特に定点観測について説明をしました。 他の参加者からも、防災教育として「災害はいつ起こるかわからな

復興研究会、アチェから帰る。

12月23日(土)  とうとうこの日がやってきました。12月17日にスタートしたアチェ・スタディツアーも終了です。本日は朝からお買い物!地元のお土産屋さんやスーパーマーケットに寄りました。やはり南国ということもあり、マンゴーやグァバ、アロエベラなどが販売されていました。生徒たちはお菓子に興味津々!たくさんお菓子を買い、それぞれ渡したい人へのお土産にしました。  いったんホテルに戻り、パッキング。その後、一同は最後のアチェ飯を食べました。鶏肉を揚げたものや、もはや毎食出てくる

復興研究会、アチェに行く。(第5巻)

 12月22日(金) 本日も出前授業から一日が始まりました。行き先はSMP17(第17中学校)。この中学校も民族舞踊でお出迎えをしてくれました。SMP17は男子生徒のダンスを披露してくれました。アチェには、大槌で言うところの虎舞や神楽、鹿踊りなど様々な伝統舞踊があるとのこと。どの踊りも生徒の生き生きした表情と熱量に圧倒されました。  出前授業では、他の学校で行ったものと同じように、大槌高校生の紹介や日本の紹介、地震のメカニズムや生徒たちが受けた防災教育などを発表しました。そ

復興研究会、アチェに行く(第4巻)

 前回の記事はこちらから https://oht-hs.note.jp/n/ncf5c3bfced45  12月21日(木)バンダ・アチェのスタディツアーもそろそろ折り返しとなり、生徒にも疲労がたまってきている…かと思いきや、今日も生徒はとっても元気。  本日は、SMP17(第17中学校)にて出前授業をしてきました。日本から来た私たちを迫力のある伝統的な踊りで出迎えてくれました。 生徒たちは用意してきたスライドで、津波のメカニズムや生徒たちが受けてきた防災に関する教育、そ

【復興研究会だよりNo.44】発行しました

通算第44号(令和5年度第3号)では、10~11月の復興研究会の活動についてまとめました。

麗かな日差しの下、街歩き【復興研究会】

第33回目となる定点観測を11月23日行いました。今回が今年度最後の定点観測になります。 11月の下旬という、本来は寒い日のはずですが、この日は日差しが暖かく、歩いているうちに上着を脱ぐ生徒も多数いました。 初参加の1年生も多かった今回は、8班に分かれての撮影に出発です。 そして、3年生にとっては最後の定点観察となりました。今回参加した3年生から最後に一言ずつ感想を言ってもらったところ、「楽しかった」「自分たちは卒業しても、写真はずっと残るもの」「活動に積極的に参加してほしい