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復興研究会

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復興研究会に関する記事をまとめています!
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#復興研究会

高校生にできること、考えてみよう!

 令和6年1月の能登半島地震から半年以上が経ちました。今回、復興研究会では、8月24日~25日に、ボーイスカウトの活動の一環として石川県珠洲市にボランティアに行った栗原花音さんから現地の様子について学び、「私たちにできること」を考える取り組みを9月19日に行いました。  復興研究会やSIMおおつち(SIMulationおおつち:総合探究の時間に、1年生が大槌町の地域課題の解決策を考える取り組み)で震災伝承に関する取り組みをしている生徒など、10人の生徒が栗原さんの報告に耳を傾

【復興研究会他校交流②】岩泉高校

10月24日、岩泉高校1年生の皆さんが大槌高校にやってきました! 最初に、復興研究会の活動について説明したあと、グループに分かれて自己紹介。最初はぎこちなかったものの、徐々に打ち解けていきました。 そして、クロスロードゲームを一緒に行いました。クロスロードゲームは正解のない2択について考えるゲームです。今回のテーマは以下の4つ。 どうしてそう選択したのか、生徒たちも意見を出し合っていました。 どちらを選択しても、それぞれにメリット・デメリットがあり、その時の状況によって

秋の風に吹かれながら、町歩き【第35回定点観測】

9月28日(土)に今年度2回目、通算35回目の定点観測が行われました。 天気予報だと曇の予定でしたが、太陽の見える空の下での実施となりました。晴れていて暑さも感じましたが、風はすっかり秋を感じる冷たさでした。 午前中は、有志の生徒5名と鎮魂の森の建設現場へ。 前回見られなかったコンクリートが敷かれた部分、献花台になる予定のもの、トイレになるところなど、工事が進んでいるのが感じられました。 この日は工事はしていませんでしたが、工事中のエリアに入ることはなかなかないので貴重です

こどもたちのおにいさん・おねえさんになってみよう【復興研究会キッズステーション班】

キッズステーションは、震災後に遊び場が少なくなった子どもたちのために、高校生が子どもたちのお兄さん・お姉さんとして一緒に遊んでほしい、というお話があったことが活動の始まりです。今は以前ほどの規模ではありませんが、夏と冬に高校生が地域の子どもたちと触れ合える活動として残り、町内の施設の協力により続けられています。 令和6年度は夏季キッズステーションが8月6~7日に行われました。 8名の生徒がさくらこども園さん、学童クラブさん、きりっこスクールさんにお邪魔させていただきました。

【復興研究会だよりNo.47】発行しました

復興研究会だよりNo.47(令和6年度第1号)を発行しました。5月~7月の活動を載せています。 今年度の活動は定点観測から始まりました。 今年も様々な活動をして行こうと思います。よろしくお願いします。

【復興研究会他校交流①】杜陵高校

7月12日(金)に、杜陵高校のみなさんが来校し、復興研究会の発表を通して交流しました。 発表の内容は、復興研究会の活動と防災紙芝居の紹介です。 真剣に聴いてくれました。ありがとうございます!! 大槌高校には約30分の滞在でした。短い時間でしたが、今回の発表から、何か感じてくれていたら嬉しいです。 またいつか、お会いしましょう!

『あそぼうさい』で遊んで学ぼう

大船渡市の夢海公園で行われた防災イベント「あそぼうさい」に復興研究会メンバー5人と顧問で行ってみました。 この日は30℃を超える暑さ! 大船渡に到着して、会場近くにあるかもめテラスでちょっと休憩。 そして夢海公園へ。 会場内には地震体験車も来ていたので体験させてもらいました。熊本地震の震度での体験。なかなかの揺れに、机や手すりに掴まって揺れを堪えます。一旦おさまると、今度は縦揺れも追加された揺れが!横揺れだけでなく縦揺れが加わったことで、熊本地震では被害が大きくなったとい

地道な作業が何かにつながる『ベルマークを切って貼ろう』

大槌町社会福祉協議会の皆様と、大槌高校のインターアクトクラブ生徒と復興研究会の生徒の有志が、ベルマークのついてるラベルの余分な部分をひたすら切って、切られたマークを貼る…という作業をしました。 社会福祉協議会の方が持ってきてくれた大量のベルマーク。終わりが全く見えない作業に、ある生徒たちは黙々と、別の生徒たちはおしゃべりをしながら、四角に切っていきます。 1点や3点のベルマークの多い中、たまに数十点のマークを見つけると、何の商品だったのか予想しあう遊びを交えづつ、ひたすら切

町を見つめ、復興を考える日【第34回定点観測】

5月10日(金)、今年度初の定点観測が行われました。2013年に大槌町の約180カ所の写真を撮り続け12年目、第34回目の観測です。 今年の1回目は復興研究会の定点観測班の生徒だけではなく、1年生全員に体験してもらうため、平日開催になりました。 震災の記憶がほとんどない生徒たちが、復興の変遷を知る機会とし、震災を風化させず、防災意識を向上させることを目的としています。 学校からバスやタクシーで移動する班と徒歩移動の班に分かれて開始! 各班には2・3年生の先輩が定点観測のサポ

東北発 博物館・文化財等防災向上プロジェクト 博学連携報告書が発行されました!

令和5年度、岩手県立博物館✕復興研究会で行っていた、文化財関連の探究活動が、ひとつの報告書となりました!(大槌高校だけではなく、高田高校の活動も載っています) 1月に兵庫県へフィールドワークにも行き、たくさんのことを学んだ企画でした。 大槌町と兵庫県でのフィールドワークの経験をふまえて研究を深め、原稿を書いた5人の生徒たち。それをこんなにステキな冊子に仕上げていただき、感謝です! 東北発 博物館・文化財等防災力向上プロジェクトについては、岩手県立博物館のホームページに載

【復興研究会だよりNo.46】発行しました

復興研究会だよりNo.46(令和5年度第5号)では1月中旬から3月の活動について紹介しています。令和5年度最終号です。 復興研究会の令和5年の特に後半は、たくさんの活動がありました。学校外の皆様のご協力のおかげです。ありがとうございました!!!

縁-豊中市社会福祉協議会・桜塚高校とオンラインで交流しました

 東日本大震災から13年が経ちました。震災後から現在に至るまで支援をしてくれたり、交流をしてくれたりしている団体の一つが、「豊中市社会福祉協議会」です。2019年まで、大阪府にある豊中市社会福祉協議会の皆様と、豊中市の高校生がボランティアバスに揺られ、毎年大槌高校に来てくれていました。その中には、大槌高校と同じく「桜」の校章を掲げている縁で姉妹校協定を結んでいる大阪府立桜塚高等学校の生徒も多くいました。  しかし、新型コロナウイルスが蔓延し、直接の交流ができなくなりました。そ

「恩送り」~能登半島地震募金を行いました~

 2011年3月11日に発生した東日本大震災後、大槌町や大槌高校は世界中から様々な支援をいただきました。国内からも多くの支援をいただき、全国の様々な高校が大槌高校に来校くださり、交流させていただきました。震災から13年が経った今、大槌が現在まで復興できたのは支援をしてくださった皆様のおかげです。  2024年1月、能登半島地震が発生しました。被害状況も日々明るみになり、現在でもライフラインが途絶えていたり、住居が倒壊していたりと被害は甚大です。  今こそ、大槌高校としてできる

震災と復興を考える集い

毎年この時期に、大槌高校では「震災と復興を考える集い」を開催しています。高校入試等の関係で、3月11日当日は登校しない日になることが多いため、近い日にちを設定して行われています。今年は3月5日に行われました。 復興研究会のこれまでの活動と今年度の活動を振り返りつつ、震災や復興を考える機会とし、経験を風化させない手立ての1つとしています。 まずは全員で黙祷。 それから、校長先生の挨拶。 次に震災後の大槌高校の様子を、学校が避難所になった経験を写真とともに紹介し、復興研究会の成