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はま研究会

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はま研究会に関する記事をまとめています!
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#大槌高校

【はま研究会】ウミガメ班

 今年もウミガメたちが大槌の海にやってきました。念のため場所を確認しますと、岩手県の北でも南でもない真ん中あたりの海に面した町です。ん?岩手県?ウミガメのような爬虫類が岩手県に来るのかと疑問に思ったでしょう。地球温暖化が原因ではありません。実は昔からウミガメたちは岩手県にやってきています。黒潮という温かい海流に乗って、エサを追い求めて岩手県まで北上してくるのです。そのウミガメたちが漁師の網にかかって、大槌町にある東京大学大気海洋研究所国際・地域連携センター地域連携研究部門大槌

R6年度「はま研究会」のご紹介

こんにちは! 大槌高校はま研究会です。 大槌高校には、町内にある東京大学大気海洋研究所大槌沿岸センターと連携し、『 海で遊ぶ。海で学ぶ。』のテーマのもと、遊びを通して海とかかわりながら大槌を学んでいく本校独自の研究会『 はま研究会(通称:はま研)』があります。 はま研究会では、東京大学の先生方のご協力のもと、いくつかの班に分かれてそれぞれ活動を行っています。 今年度活動している班は、 ・海洋漂着物班 ・干潟生物採集班 ・藻場生物群集班 ・藻場モニタリング班 ・気候変動班

R6.2.22 大槌町長へ「ふるさとづくり大賞」受賞報告&令和5年度大槌町芸術文化・体育奨励賞表彰式参加

①大槌町長へ「ふるさとづくり大賞(総務大臣表彰)」受賞報告 16時から大槌町役場にて、復興研究会の菊池さんと中瀬さんが「令和5年度ふるさとづくり大賞」の受賞報告を大槌町長へ行いました。町の協力あってこその賞だったので、感謝を伝えることができて良かったです。 ②令和5年度大槌町芸術文化・体育奨励賞表彰式参加 18時半からは大槌町文化交流センターにて、復興研究会「令和5年度ふるさとづくり大賞」(総務大臣表彰)、はま研究会「海しる自由研究コンテスト」(高校生部門優秀賞)の功績

04.17(月)はま研究会の紹介!

本日は、本校独自の研究会のひとつ「はま研究会」についてご紹介します。 はま研究会は、 遊びや学びを通して海と関わる中で ①地域の自然の豊かさを再確認すること ②自分の興味関心・得意分野を深めること を目的に活動しています。 また、大槌町にある東京大学大気海洋研究所大槌沿岸センターの 先生方にご協力いただき、専門性の高い多種多様な活動を 行っていることも魅力の一つです。 ↓↓昨年度の活動を写真にまとめてみました✨↓↓ 通年での調査活動や季節限定の活動、 外部視察・研究発

【お知らせ✨】はま研究会がNHK特集『いわて部活リレー』で取り上げられます!!!

2/10(金)18:10-19:00にNHKで放送される「おばんですいわて」内の特集『いわて部活リレー』にて、大槌高校はま研究会が取り上げられます! 「東京大学大気海洋研究所大槌沿岸センターの先生方と一緒に、最先端の研究テーマに取り組んでいる」という点が非常に魅力的であるとして、今回取材を受けることになりました! 当日は、大槌沿岸センターの方々とともに活動するウミガメ班と海洋漂着物班の様子が放送されます。 生徒インタビューの様子もありますので、是非ご覧ください! なお

【はま研究会】サケDNA班の活動を紹介します!

こんにちは。大槌高校はま研究会です。はま研究会では、東京大学大気海洋研究所大槌沿岸センターの先生方にご協力いただき様々な活動をしています。 今回は「サケDNA班」の活動の様子を紹介します。 サケDNA班とは? サケDNA班は、東大海洋研大槌沿岸センターの峰岸先生の研究のお手伝いをしています。峰岸先生の指導のもと、先生が回収してきた小鎚川のサケのサンプルから、研究に必要なDNAを抽出しています。 実験器具の操作練習 早速実験開始‥‥といきたいところですが、DNA抽出で

【はま研究会】ウミガメ班活動紹介①~骨格標本づくり~

こんにちは。大槌高校はま研究会です。ウミガメ班では、7~10月にかけて三陸沿岸にやってくるウミガメたちの調査を、東京大学の学生さんたちと一緒に行っています。それ以外の期間では、ウミガメの骨格標本づくりやウミガメの背中に取りつけたカメラの映像解析を行っています。 今回は、昨年度のアオウミガメ骨格標本づくりについてお伝えします。 1 標本づくりのきっかけ この骨格標本は、体内を観察し、かつて陸上で生活していた祖先が海に進出していく過程を調べるという目的で作成しました。 2

【はま研究会】海洋漂着物班が学会発表に行ってきました!

こんにちは。大槌高校はま研究会です。11月19日(土)~20日(日)に開催された第21回漂着物学会 鹿児島・徳之島大会に、「海洋漂着物班」に所属する3名の生徒が参加し、ポスターセッションを行ってきました。 11月18日(金)午前7時。準備を万全にし、鹿児島県の奄美群島の1つである徳之島に向けて出発しました。大槌高校と徳之島は約1,850km離れており、仙台空港→伊丹空港→鹿児島空港→徳之島空港と飛行機を乗り継いで移動しました。 午後5時、徳之島空港に到着しました。徳之島の

【はま研究会】海洋漂着物班の活動を紹介します!

こんにちは。大槌高校はま研究会です。はま研究会では、東京大学大気海洋研究所大槌沿岸センターの先生方にご協力いただき様々な活動をしています。 今回は「海洋漂着物班」の活動の様子を紹介します。   海洋漂着物班では、吉里吉里海岸に漂着するさまざまな自然物や人工物を回収・分類し、三陸と他地域の漂着物の傾向を比較する研究を行っています。三陸では誰も行っていない最先端の研究のため、日々新しい発見があります!